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【卒ママの私】子どもが成長しても、消えることのない「心配」

  • 執筆者の写真: Sibthorpe Noriko
    Sibthorpe Noriko
  • 7月23日
  • 読了時間: 2分

赤ちゃんの頃は、


床に落ちているものを口に入れませんように。


熱が出ても悪化しませんように。


つかまり立ちを始めたら、テーブルの角で頭をぶつけませんように。


歩き始めたら、大きなケガをしませんように。


公園デビューをしたら、遊具でケガをしませんように。


そして、お友達を傷つける子にも、傷つけられる子にもなりませんように。


小学生になると、


仲の良い友達ができますように。


いじめる側にも、いじめられる側にもなりませんように。


中学生になると、


勉強についていけますように。


高校生になると、


校則を破りませんように。


お酒やタバコに手を出しませんように。


そして、希望する進路へ進めますように。


そんなふうに、子どもの成長に合わせて、心配の内容は少しずつ変わっていきました。


私は、子どもが小さい頃、


「大きくなればなるほど、心配事は減っていくもの」


そう思っていました。


でも、それは違いました。


卒ママになった今、心配はなくなるどころか、むしろ質が変わっただけ。


もう抱きかかえて守ることもできない。


転びそうになっても手を伸ばしてあげられない。


親の目も、手も届かない場所で、子どもは自分の人生を歩いています。


だからこそ、時には「なんでそんなことをするの?」と思うような行動を知り、胸が締めつけられることもあります。


親は代わりに失敗してあげることも、代わりに責任を負ってあげることもできません。


見守るしかない。


それが、こんなにも苦しいなんて思いませんでした。


「子育てが終わったね。」


そんな言葉を耳にすることがあります。


でも私は、そうは思えません。


子育ては終わっても、親であることは終わらない。


心配する気持ちも、きっと終わらない。


親になるということは、子どもが何歳になっても、その幸せを願い続けることなのだと思います。


だから私は、「卒ママ」という言葉は好きだけれど、本当の意味で卒業できる日は、きっと来ないでしょう。


子どもを想う気持ちは、一生続く。


それが親というものなのだと、今になってようやく分かりました。

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